アナザーゴッドハーデス - 奪われたZEUS Ver.
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/25 10:01 UTC 版)
後継機種
アナザーゴッドハーデス 冥王召喚
2018年稼働。本作の正統後継機種にあたる。純増約2.0枚の5.9号機ART機。当初は6号機へのアップデートが予定されていたが、後継機である『アナザーゴッドハーデス-解き放たれし槍撃ver.-』との筐体交換にて対応予定となっている。
本作ではART「GOD GAME」当選確率が非常に重くなっている(1/737〜1/756.1)。そのため、中段黄7揃い等を引いて有利区間に入ってから内部モードを上げて「GOD GAME」の当選を目指すゲームシステムになっている。奇数図柄揃いで「GOD GAME」が確定する。通常時の有利区間120G以上経過で「ヘルグレイヴステージ」に突入した場合は後述のCZ『JUDGE OF THANATOS』高確と「GOD GAME」潜伏が同時に確定する。
前作との違いは、
- 通常時の黄7図柄連とダイヤ連の恩恵、子役履歴を廃止。ポセイドン同様に通常時においても共鳴ロックが発生するようになった。尚、子役履歴による抽選はTHE ENDステージを除くGG中のみ有効。
- ART当選時の初期ゲーム数は通常時は100G、ジャッジメント経由の場合は100G+α。ART中のMB当選時はARTの残りゲーム数を減算しないが、『THE ENDステージ』のみ残り有利区間ゲーム数の関係でゲーム数を減算する。
- ヘルゾーンがCZから10G間の強MBに変更、ボーナス+GG抽選の内容となった。ヘルゾーン中にGG当選した場合は、ART準備中に残りのゲーム数を消化する。尚、ART中の強MB当選時はヘルゾーンへは突入しない。
- CZ『JUDGE OF THANATOS』が追加。5G以内で図柄が揃った場合はジャッジメントを経由してGGスタートとなる。『JUDGE OF THANATOS』経由で当選した場合のジャッジメントは「ペルセポネ」以上が確定。通常時に「ヘルグレイヴステージ」へ突入した場合はCZの当選率が高くなっている。また、『JUDGE OF THANATOS』開始前は135図柄が表示されるが、V51図柄が表示されていればVテンパイが頻発し、V図柄揃いでジャッジメントは後述の『ANOTHER LEGEND』が確定する。
- ジャッジメントは従来のケルベロス、ペルセポネ、ハーデスに加えて、最上位の『ANOTHER LEGEND』が追加。『ANOTHER LEGEND』はV図柄揃い時は当選が確定、全回転フリーズでのGOD図柄揃いでジャッジメントの抽選確率で通常GOD当選よりも当選率が優遇されている。ジャッジメントのゲーム中はMBを除いて毎ゲームGGのゲーム数が上乗せされる上に、ハーデスのカットインが出た場合に冥王図柄と紫7図柄のダブル揃いが成立した時点で最低150G以上の上乗せが確定するなどのプレミアム仕様となっている。尚、前作とは異なり図柄揃いからのコンボフリーズが削除され、MB当選時は残りゲーム数の減算がストップ、強MB当選時は残りゲーム数の減算ストップに加えて10G間GGのゲーム数を上乗せする。
- GG中のステージは前作の「オケアノス」、「エリニュス」、「ハーデス」、「GOD」に加えて、「アイアコス」、「エリュシオン」、「THE END」が追加。アイアコスは通常ステージ、前作の3ステージはそれぞれケルベロス、ペルセポネ、ハーデスのカットインが発生しやすく、ゲーム数上乗せに期待出来る高確ステージ、エリュシオンは複合高確の最上位ステージ、GODステージはGOD当選時のみの専用ステージ、THE ENDステージは後述のラストフリーズ当選時や有利区間完走確定時のみの専用ステージである。
- GG中やジャッジメント等の上乗せで有利区間ゲーム数の完走がほぼ確定した場合にチャンスボタンが出現し、チャンスボタンを押すと「ENDING」が表示されてTHE ENDステージへ移行する。
- ART終了時に一部の確率で発生する『ラストフリーズ』が追加。当選時は『カノン』が流れて有利区間の残りゲーム数がGGのゲーム数となり、『THE ENDステージ』からスタートする。
- GOD図柄揃いの恩恵は前作と同じく100GのGODステージ+ジャッジメント3回。本作ではGODステージ終了後に3回連続のジャッジメントを経由してGGがスタートするようになった。尚、GODステージではゲーム数上乗せ分は残りゲーム数には加算されず、100G消化後に獲得した上乗せゲーム数がジャッジメント3回分のゲーム数に上乗せされるようになった。
- 全回転フリーズは今作でも引き続き搭載されている。前作同様に3図柄揃いは紫7図柄揃い、5図柄揃いはハーデス図柄揃い、7図柄揃いはGOD揃いと同じ恩恵だが、前二者のジャッジメントは継続率の高いものが選ばれやすく、後者はジャッジメントで『ANOTHER LEGEND』の当選確率が約4分の1と優遇されている。尚、全回転GOD当選時はリールにもGOD図柄が揃うようになった。
- デジャヴフリーズが廃止。代わってシェイクフリーズやジャメブフリーズ等のショートフリーズが追加。
アナザーゴッドハーデス-解き放たれし槍撃ver.-
2023年4月稼働。『アナザーゴッドハーデス 冥王召喚』の後継機種にあたる。6.5号機のAT機。シリーズ初のコンプリート機能搭載機種で6段階設定。本機は『アナザーゴッドハーデス 冥王召喚』の筐体との交換での導入にも対応予定となっている。
本作の特徴は、
- 黄7図柄連が廃止されて青7図柄リプ連に変更。ダイヤ連の恩恵、通常時の子役履歴が復活。通常時とAT時で子役履歴を引き継ぐことが可能。尚、子役履歴による抽選は完走濃厚のTHE ENDステージでは無効。また、THE ENDステージを経由して「ヘルグレイヴステージ」に突入した場合、子役履歴はリセットされる。
- 本作のモードは、通常A・通常B・天国準備A・天国準備B・天国・冥界。本作では過去作の低確AとBが通常Aに、通常が通常Bに変更されている。
- ヘルゾーンが初代と同じゲームシステムに戻った。AT終了後200Gおよび400Gで高確に移行して抽選を行うほか、666G経過で必ず突入する。新たにクリスタルゾーンとハーデスゾーンも追加され、AT当選時のジャッジメントは前者がペルセポネ以上が、後者はハーデス以上が選ばれるようになった。
- AT当選時は5号機と同様、必ずジャッジメントを経由して初期ゲーム数が決まる。ジャッジメントの種類は前作冥王召喚と同じくケルベロス、ペルセポネ、ハーデス、ANOTHER LEGENDの4種類。ANOTHER LEGENDは金7昇格時に必ず1個以上のストックが付き、ラストフリーズ当選時のジャッジメントは当選確定。前作とは異なり、初当たりAT当選時にケルベロスが選ばれるようになった。ペルセポネ、ハーデスはST方式になり、図柄揃いで残りゲーム数が再セットされる。図柄揃い5回達成でジャッジメント1個ストックした上で一旦終了となり、ゲーム数消化後にストック分が放出される。
- 新たにAT時の上乗せ特化ゾーン「ブレイズゲーム」が追加され、タナトスフリーズが発生する度に上乗せゲーム数が倍となる。
- GOD図柄揃いの恩恵は前作と同じく100GのGODステージ+ジャッジメント3回。本作では天井7揃いを含むGOD揃い時の一部で金7昇格が発生する。発生時は、3つのジャッジメントストックに加え、ANOTHER LEGENDが付くようになった。なお、この金7昇格は同一有利区間の差枚がマイナスになればなるほど発生しやすく、天井に近づくにつれて発生率が上がる。
- 本作では、GODステージ終了後にジャッジメントを1回ずつ行ってGGのゲーム数を消化する方式に戻っている。また、GG中にジャッジメントのストック分を獲得した場合は、GGゲーム数消化後にストック分を放出する方式に変更された。
- GG中のステージは、「アイアコス」が廃止され、「オケアノス」、「エリニュス」、「ハーデス」、「エリュシオン」、「GOD」、「THE END」。GODステージはGOD当選時のみの専用ステージ、THE ENDステージは有利区間完走確定時のみの専用ステージである。
- AT終了後は「ヘルグレイヴステージ」へ移行して引き戻し抽選を行う。本作のヘルグレイヴステージは、前作とは異なりAT終了後の引き戻し抽選に変更されたため、ATが当選しなかった場合は通常ステージへ転落する。
- 全回転フリーズは今作でも引き続き搭載されている。前作同様に3図柄揃いは紫7図柄揃い、5図柄揃いはハーデス図柄揃い、7図柄揃いはGOD揃いと同じ恩恵。前二者のジャッジメントは継続率の高いものが選ばれやすく、後者はジャッジメントで『ANOTHER LEGEND』の当選確率が優遇されている。本作ではゲーム数天井到達時の恩恵が全回転フリーズとなっており、液晶に準備目「3・5・7」が表示された後の次のゲームにて全回転フリーズが発生するようになった。
- AT終了後の一部で発生するラストフリーズは、当選時にジャッジメントで『ANOTHER LEGEND』当選に変更。
- 6.1号機以降の擬似遊戯復活に伴い、ジャッジメントにおいてペルセポネとハーデスでのコンボフリーズが復活。新たにタナトスフリーズが追加。
- 6.5号機となったことで、
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