さんま&SMAP!美女と野獣のクリスマススペシャル 番組内容の変化

さんま&SMAP!美女と野獣のクリスマススペシャル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/09 12:57 UTC 版)

番組内容の変化

本番組はスタッフの大幅な入れ替わりや放送作家の入れ替えのため、番組構成・番組コンセプトが第1回の1995年とは大幅に異なっている。大まかに分類すると2003年、2005年、2009年、2013年の4回大幅リニューアルが行われていた。

「番組初期」(1995年第1回 - 2002年第8回)
1995年、司会者としての地位を既に確立していた明石家さんまとそのさんまとも既に親交があり、当時人気急上昇中であったSMAPの6人(翌年から5人)の計7人によるクリスマスバラエティとしてスタート。この当時は「さんまがまだ若手だったSMAPの6人のフリートークの腕を鍛えよう」という意味合いが込められており、入れ替わりに登場する少数の女優ゲストとともにモニターに表示された恋愛などに関するテーマをもとにさんまの進行でトークを繰り広げてゆく番組で、危険なトーク時には前述の「シークレットカフ」を使用して音声カットするという斬新な演出が施された。当時は司会進行をさんまが担当し、SMAPがパネラーの立場となっており、日本テレビの女性アナウンサーがさんまのアシスタント的役割であった。
「シークレットカフ廃止」「再現VTR企画開始」(2003年第9回 - 2004年第10回)
上記のとおり、恒例となっていた危険なトーク時に使用する「シークレットカフ」がスタッフ入れ替えによる方針転換もあり、廃止となる。ただし、この "カフの一時廃止" は2003年のいったんの廃止初回において冒頭のオープニングで番組が9回目であることは触れたものの、さんま・SMAP両者ともカフがなくなった旨の話は一切していない。その後、2006年の放送において木村がシークレットカフが無いことについて触れている。また、それまで完全に生放送のトークのみだったものが、再現VTRを挟みながらトークするようになった。引き続き、さんまが司会進行、SMAPがパネラーの役割は変わらず。
「ゲスト大量増員」「さんまが司会進行からパネラーに変更」(2005年第11回 - 2008年第14回)
一部スタッフを入れ替え、番組を大幅リニューアルする。初回から流れていたオープニングアニメーションが廃止となった。また、20人前後の様々なジャンルの女性芸能人をひな壇ゲストとして迎えるようになった。この年からさんまは司会進行ではなくSMAPと共にパネラーとしての役割に変更となり、羽鳥慎一(当時日本テレビアナウンサー)が番組全体の進行を担当するようになった。2003年から引き続き、シークレットカフは廃止。
「シークレットカフ復活」「罰ゲーム制度開始」「ひな壇ゲストが男女混合に」(2009年第15回 - 2012年第18回)
番組1回目から2002年の第9回まで恒例だった危険発言を放送上に流さない「シークレットカフ」が復活した。「シークレットカフ、7年ぶりの復活です」等の話はさんま・SMAP両者とも一切なかった。以降は毎年さんま・SMAPの中から1名が、ひな壇ゲストの投票や視聴者投票などによって(審査方法は毎年異なる)エンディングに罰ゲームを行うという内容になった。また、これまでは『美女と野獣のクリスマススペシャル』という番組タイトル通り例外を除き原則として女性ゲストのみが登場していたが、男女混合の大勢のひな壇ゲストが登場するようになった。
「ひな壇ゲスト減員」「罰ゲーム制度廃止」(2013年第19回 - 2015年第21回)
20人前後のひな壇ゲストの出演と罰ゲームの実施が廃止された(そのため、負けた年がなかった、さんま・草彅の2人のみ罰ゲーム経験がなかった)。ひな壇は一部ゲストが座るために残されたが、大幅に縮小された。ゲストの全体数では1997年から2004年頃程の平均人数に戻されている。

注釈

  1. ^ ちなみにこの年は、さんまがなぜロケ企画に変更されたかについて説明をしだし、カフを使用せずに「あのね、去年のこの番組ねゲストが増えすぎてすっごい不評やったの」「さんまとSMAPだけの番組が見たいと言われたの」と暴露している(実際当時の時点では、前年1998年第4回のゲスト数は13名と過去最多だったため)。
  2. ^ 2019年は年末に『行列 - 』が特番を組まなかった。また、2020年は2年ぶりに『行列 - 』の年末最終放送(12月20日)が生放送で行われたものの、放送時間は拡大されなかった。『行列のできる相談所』に改称した2021年は12月5日に生放送されたが、こちらも放送時間の拡大はなかった。 2022年は『行列 - 』そのものが史上最速で年内最終放送(12月4日)だったため、生放送並びに放送時間拡大はなかった。
  3. ^ 1997年は当時ミリオンセラーを記録したSMAPの楽曲「SHAKE」にちなんで「SHAKEカフ」という名称とし、1999年はオールロケだったため「どこでもシークレットカフ」という名称だった。
  4. ^ a b c d e f g h i j k 番組中盤までの出演。
  5. ^ a b c d e 番組中盤のみの出演。
  6. ^ a b c d e f g 番組中盤からの出演。
  7. ^ a b c d e f 番組終盤のみの出演。
  8. ^ a b 番組中盤に電話出演。
  9. ^ 番組中盤に電話出演。最初にウド鈴木が出た後、天野ひろゆきに代わった。
  10. ^ パネラーとしての出演はせず、「合コンシミュレーション」とエンディングトークのみの出演。
  11. ^ パネラーとしての出演はせず、「合コンシミュレーション」のみの出演。
  12. ^ 中継での出演。
  13. ^ パネラーとしての出演はせず、終盤のみの出演。
  14. ^ 番組中盤のみの出演。藤田は満18歳未満(当時17歳)のため労働基準法に伴い、21時59分55秒に退席した。
  15. ^ 2017年以降はさんま&SMAPの事実上後継で、2016年以降同じくクリスマス期に放送されている『行列のできる法律相談所』の年内最終放送日の生ザンゲスペシャルにも出演し、改編期スペシャルと同様に司会を務めている。
  16. ^ テレビ朝日系列とのクロスネット局である福井放送の土曜21:00 - 22:54はテレビ朝日系遅れネット番組に差し替えているが、本番組が土曜に放送される場合は同時ネットになる。
  17. ^ テレビ大分の2005年までの土曜日21時台・22時台はフジテレビ系同時ネットだったため、当番組は初回以降放送されていなかったが、2005年から放送を再開し、2006年から土曜日21時台・22時台が日本テレビ系同時ネットに変更されたため、土曜日の放送も同時ネットで放送されるようになった。2013年はゴールデンタイムの編成がフジテレビ系の編成である火曜日に放送されるため、同時ネットされない。
  18. ^ NNS非加盟局。テレビ宮崎の日曜日のゴールデン・プライムタイムの編成は日本テレビ系の編成のため。

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