非業

デジタル大辞泉

ひ‐ぎょう〔‐ゲフ〕【非業】

読み方：ひぎょう

平安時代、諸国の博士・医師のうち、式部省の試験に合格せず、博士の推挙なしに任用された者。

ひ‐ごう〔‐ゴフ〕【非業】

読み方：ひごう

［名・形動］

１ 仏語。前世の業因によらないこと。

２ 前世の善因を受けないこと。また、そのさま。「—な（の）死」

「天罰のがれ難く斯る—を遂げました」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉

３ 運に恵まれないでみじめなこと。また、そのさま。

「—な暮らしをして居やす」〈伎・三題噺魚屋茶碗〉

難読語辞典

非業

読み方：ヒゴウ（ｈｉｇｏｕ），　ヒギョウ（ｈｉｇｙｏｕ）

前世の業因によらないこと

歴史民俗用語辞典

非業

読み方：ヒゴウ（ｈｉｇｏｕ）

業因による寿命を全うしないで死ぬこと。

短編小説作品名辞典

非業

作者奥田哲也

収載図書伯爵の血族 紅ノ章―異形コレクション
出版社光文社
刊行年月2007.4
シリーズ名光文社文庫

非業―周瑜公瑾、魔神と契約す

作者橋本純

収載図書歴史奇譚集―三国志の不思議な話
出版社光栄
刊行年月1994.12

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「非業」の例文・使い方・用例・文例

• 非業の
• 非業の死をとげる
• 彼の非業の死を聞いた時、彼の妻は悲しみで気も狂わんばかりだった。
• 非業の最期を遂げる.
• 彼は非業の死を遂げた.
• 非業の死を遂げる, 横死[変死]する.
• 非業の死を遂げる
• 非業の最期を遂げた
• 非業の死
• 平安時代において,非業という,博士や医師の地位