テル【TEL】
読み方:てる
《tetraethyl lead》⇒テトラエチル鉛
TEL
四エチル鉛(C2H5)4Pb。有機鉛系のオクタン価向上剤。1個の原子に4個のエチル基が結合して分子を構成している。日本をはじめ多くの国で使用が禁止されている。触媒毒でもある。
テトラエチル鉛
テトラエチル鉛
(tetraethyllead から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/23 21:50 UTC 版)
テトラエチル鉛(テトラエチルなまり、英: tetraethyllead、略称:TEL)は、化学式が Pb(CH3CH2)4 で表される有機鉛化合物である。四エチル鉛。 エンジンのノッキングを防ぐアンチノック剤として用いられ、類縁体のエチルトリメチル鉛、ジエチルジメチル鉛、テトラメチル鉛と合わせて四アルキル鉛、アルキル鉛とも呼ばれている。
- ^ a b c d 赤塚京治「四アルキル鉛中毒 -とくに四エチル鉛の製造, 四アルキル鉛の運搬, 使用に関する現場経験と四アルキル鉛中毒の実験的研究体験について-」『産業医学』第15巻第1号、日本産業衛生学会、1973年、3-66頁、doi:10.1539/joh1959.15.3。
- ^ 日外アソシエーツ編集部編 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年、120頁。ISBN 9784816922749。
- ^ 「英国船から四エチル鉛 漁場近くで投棄?」『朝日新聞』昭和45年(1970年)3月27日朝刊、12版、15面
- 1 テトラエチル鉛とは
- 2 テトラエチル鉛の概要
- 3 法規制
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