ラジアル型ボールテックLSD
差動制限デフの一種。ボール配列形式によりアキシャルとラジアル型があり、ラジアル型はボールをラジアル方向に配置したもの。構造は、ディファレンシャルギヤケースに相当するポールのケース、ピニオンシャフトに相当するボールホルダー、ピニオンギヤに相当するボール、サイドギヤに相当する左右のディスクプレートから構成される。左右のディスクプレートには4山のボール溝があり、ボールホルダーは半径方向にボールが摺動可能な長穴が8個あり、ボールは8個配置されている。ボール溝の角度などによって摺動抵抗が発生し、その抵抗が低速回転軸に大きなトルクを伝える。トルク感応式LSDである。
参照 アキシャル型ボールテックLSD「radial type Balltec limtied slip differential」の例文・使い方・用例・文例
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