プロトコル‐スタック【protocol stack】
プロトコルスタック
【英】protocol stack
プロトコルスタックとは、コンピュータ上で、通信を実現するための一連の通信プロトコル群を実装しているモジュール(プログラム部品)のことである。
通信プロトコルは階層的な構造を持っている。その各階層で、それぞれ異なる役割のプロトコルが機能しており、各プロトコルが連携して初めて通信が実現されてる。例えば、インターネットで用いられているTCP/IPでは、TCPやIPに加えて、HTTP、Ethernet(IEEE 802.3)などの通信プロトコルが機能しており、それらが連携して初めて通信機能を実現している。
プロトコルスタックは、一揃い(suite)という意味で、プロトコルスイートと呼ばれることもある。特にTCP/IPの場合は、「インターネットプロトコルスイート」と呼ばれることも多い。ちなみに、スタック(stack)とは「積み重なり」といった意味である。
プロトコルスタック
(protocol stack から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/02 06:53 UTC 版)
プロトコルスタック(英: Protocol stack)は、コンピュータネットワーク用のプロトコルの階層である。プロトコルスイート(英: Protocol suite)も同じ意味で使われることが多い。ただし「プロトコルスイート」は各種プロトコルの定義、「プロトコルスタック」はそれらのソフトウェアでの実装と、使い分けられることもある。
- 1 プロトコルスタックとは
- 2 プロトコルスタックの概要
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