パンク
釘や金属片などの異物がタイヤのトレッド面やサイドウォールなどを貫通し、空気漏れすることをいう。タイヤは、空気が漏れると本来の性能が発揮されず、正常な走行が困難になるばかりか、バーストの危険性もある。タイヤの耐パンク性は、先端が半球形のプランジャーを押し付けて貫通するときのエネルギーで評価する方法がある。パンクは、スチールベルトラジアルタイヤの出現で大幅に減少し、ユーザー負担が軽減された。しかし避け難い故障でもあり、最近はノーパンクタイヤ、またはランフラットタイヤが商品化されている。さらに、事故回避の観点から、タイヤ空気圧の低下を検出してドライバーに知らせる、パンク警報装置も商品化されている。
参照 バースト、ラピッドエアロス試験、ランフラットタイヤ- flat tireのページへのリンク