Extreme trans-Neptunian objects
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/18 13:50 UTC 版)
「太陽系外縁天体」の記事における「Extreme trans-Neptunian objects」の解説
「en:Extreme trans-Neptunian object」も参照 軌道長半径が大きく非常に遠方を公転する天体は、extreme trans-Neptunian object (ETNO) と呼ばれる。これらのうち、セドノイドに分類される近日点距離が大きい3つの天体、セドナ、2012 VP113、(541132) 2015 TG387が発見されている。これらは近日点距離が 70 au より大きい、遠方の分離天体である。近日点距離が大きいため、海王星からの大きな重力的な摂動を回避するのに十分な距離を保ち続けている。セドナの近日点距離が大きいことの説明として、遠方の軌道にある未発見の惑星との近接遭遇や、太陽が誕生した星団内の別の恒星が太陽系付近を通過した際やその他の散在星の接近にともなう遠距離の遭遇で現在の軌道に移動したという説が提案されている。
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