diversification

実用日本語表現辞典

diversification

別表記：ダイバーシフィケーション

「diversification」の意味・「diversification」とは

「diversification」は、多様化や分散化という意味を持つ英語の単語である。経済学やビジネスの分野では、リスクを分散させるために投資先を多様化するという意味でよく用いられる。また、生物学の分野では、種の多様化や進化の過程を指すために使用されることもある。

「diversification」の発音・読み方

「diversification」の発音は、IPA表記では /ˌdaɪvərsɪfɪˈkeɪʃən/ となる。IPAのカタカナ読みでは「ダイヴァーシフィケーション」、日本人が発音するカタカナ英語では「ダイバーシフィケーション」と読む。この単語は発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。

「diversification」の定義を英語で解説

「diversification」は、"the act of diversifying; state of being diversified."と定義される。つまり、多様化や分散化を行う行為、またはその状態を指す。

「diversification」の類語

「diversification」の類語としては、「variation」や「multiplicity」、「heterogeneity」などがある。これらの単語も多様性や多種多様な状態を表現するために用いられる。

「diversification」に関連する用語・表現

「diversification」に関連する用語としては、「portfolio diversification」や「risk diversification」、「biodiversity」などがある。これらはそれぞれ、投資ポートフォリオの多様化、リスクの分散、生物の多様性を表す表現である。

「diversification」の例文

1. "Diversification is a key strategy for managing investment risk."（多様化は投資リスクを管理するための重要な戦略である）
2. "The company is looking at diversification into new markets."（その会社は新しい市場への多様化を検討している）
3. "Diversification of species is a natural process."（種の多様化は自然の過程である）
4. "Diversification of assets can help to mitigate potential losses."（資産の多様化は潜在的な損失を軽減するのに役立つ）
5. "The diversification of crops can lead to more sustainable agriculture."（作物の多様化はより持続可能な農業につながる可能性がある）
6. "Diversification in the workplace can foster creativity and innovation."（職場の多様化は創造性と革新を促進することができる）
7. "Diversification is a common strategy in financial planning."（多様化は金融計画における一般的な戦略である）
8. "The diversification of the economy is a major goal for the government."（経済の多様化は政府の主要な目標である）
9. "Diversification in a portfolio can help to spread risk."（ポートフォリオの多様化はリスクの分散に役立つ）
10. "The diversification of energy sources is crucial for energy security."（エネルギー源の多様化はエネルギー安全保障にとって重要である）

（2023年9月4日更新）

流通用語辞典

経営の多角化

【英】diversification

企業成長を考える場合の主要な戦略のひとつ。多角化には水平的多角化、垂直的多角化、斜行的多角化、などがある。水平的多角化は、既存製品で新市場を開拓したり新製品を既存市場に導入しようというもの。垂直的多角化は生産流通での統合ともいえるもので、部品メーカーが完成品市場へ乗り出したり、またメーカーが直営店、販売会社を経営したりする場合である。斜行的多角化は、既存製品・既存市場と関連はあるものの、それとはまったく異なった新製品・新市場を開発しようという場合をいう。