YARV
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/08 23:39 UTC 版)
YARV (Yet Another Ruby VM) は、笹田耕一が開発するRuby言語処理系。Rubyインタプリタの高速化を目指し、開発が進められた。世界最高速のRuby処理系を目標としていた。現在はRuby(Matz's Ruby Interpreter, MRI)に組み込まれている。
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- 1 YARVとは
- 2 YARVの概要
YARV
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 02:27 UTC 版)
1.9で採用された、MRIのevalをバイトコードを実行するタイプに置き換えたもの。(狭義の)MRIはソースコードを構文木にコンパイルした後、構文木を解釈する仮想機械であるevalで実行するインタプリタであるが、YARVはソースコードをバイトコードにコンパイルした後、バイトコードを解釈する仮想機械であるevalで実行するインタプリタである。Javaなどのバイトコードとは違い、このバイトコードはファイルとしては生成されない(ファイルとして静的に外部化することを考慮した設計では基本的になく、シンボルを多用するなどしている)。なお「YARV」は、もともとは開発中におけるその仮想機械の名前だった。
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