V型8気筒
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V型8気筒(ブイがたはちきとう)は、レシプロエンジン等のシリンダー配列形式の一つで、直列4シリンダー2組がV字様に配置されている形式を指す。当記事では専らピストン式内燃機関のそれについて述べる[注釈 1]。V8(ブイはち)と略されることが多い。
注釈
- ^ 内燃機関以外でも、たとえばドイツ国鉄19.10形蒸気機関車など(V型2気筒×4であるが)がV型8気筒と言われることがある。
- ^ もっとも小型の2.2リットル型フォードV型8気筒は実用上は必ずしも成功作でなく、アメリカ本国では不評で、フォードも1941年にはそれに代わる廉価版として直列6気筒を導入した。
- ^ クライスラー・300では、まったくの市販状態でテストした際、240 km/hオーバーを記録している車種もあった。
- ^ 現行エルガは5.2 L直列4気筒にまで縮小しており、初代エルガの15.2 L V8と比べて排気量は3分の1にまで縮小した。
出典
- ^ V6・V8エンジン、需要減少(usfl.com.2010年3月25日)2010年5月15日閲覧
- ^ スカニア V8トラック レンジ
- ^ インディカー百科事典本田技研工業株式会社公式サイト 2022年2月4日閲覧
- ^ F1のエンジン回転数は年にもよるが15,000〜20,000に達する。
- ^ 直4でもV8の音が出せる? 観る者熱狂させる甲高いエンジン音は工夫次第で復活可能かmotorsports.com 2022年6月7日閲覧
- ^ ディーゼルエンジンを搭載したヘリコプターの飛行に成功
- 1 V型8気筒とは
- 2 V型8気筒の概要
- 3 自動車以外でのV型8気筒エンジン
V8 エンジン
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「プリムス・ヴァリアント」の記事における「V8 エンジン」の解説
1964年モデルの半ばでクライスラー社は全く新しい273 cu in (4.5 L) のV型8気筒エンジンを全てのヴァリアントにオプション設定した。このコンパクトなV8エンジンは2002年まで存続するLAエンジン シリーズ(LA engine range)の最初のもので、小さいA-ボディのエンジンルームに納まるように特別に設計されていた。オプションの273エンジンを搭載したヴァリアントはV形のエンブレムを前部フェンダーに着けていた。180 bhp (134.2 kW) の273エンジンを搭載したヴァリアントは世界中で一番安価なV8エンジン車となった。1965年モデルでは10.5:1の圧縮比、4-バレル・キャブレター、中実のタペットやその他改良が施された「コマンド273」と呼ばれるより強力な235 bhp (175.2 kW) 版が用意された。 1961 - 62年モデルのヴァリアントとほとんど同一のダッジ・ランサーは1963年モデルで「ダート」(Dart)に代替された。ダートはヴァリアントと全く同じボディ・タイプの種類を持っていたが、ダッジにはバラクーダに該当するモデルだけは無かった。ヴァリアントと同一の106 in (2,700 mm) のホイールベースを使用するワゴンを除いた全てのダートが111 in (2,800 mm) の長いホイールベースを使用していた。 1965年モデルのヴァリアント V100 1965年モデルのヴァリアント V100 1966年モデルのヴァリアント 4ドア・セダン 1966年モデルのヴァリアント 4ドア・セダン
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