Tejas(テハスあるいはテジャス)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 06:10 UTC 版)
「Pentium 4」の記事における「Tejas(テハスあるいはテジャス)」の解説
2004年リリースを目標に第四世代のPentium 4としてIDF Spring 2003にてコンセプトが公開され、低消費電力で発熱量を抑えた静かなコンパクト筐体を実現できるとされたが、リーク電流増大による熱問題が解決できず、「デュアルコアの利点が以前より明確になった」として開発中止になった。 Tejasは以下の特徴を持ち、Hyper-Threadingの拡張によってTPC(Threads per Cycle)を高める方向であったと考えられている。当時、次世代Hyper-Threadingとしてシングルスレッドのアプリケーションでもヘルパースレッドと呼ばれる投機スレッドを実行し、前もってキャッシュにデータをコピーさせ、パイプラインストールの時間および回数を軽減することで処理性能も向上させる構想が発表されていた。 90nm 4.4GHz~ シングルコア 拡張版Hyper-Threading 大容量キャッシュ 8個の新命令 (Tejas New Instructions) FSBの高速化 LGA 775 TDP 100W 213mm2 Tejas開発中止の代替として、市場への新製品投入スパン維持をPrescott-2Mが担い、それをMCMによってデュアルコアとしたPentium Dが投入された。
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