Tapejara imperator Campos & Kellner, 1997
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2番目に発見された種。翼長約3m。T. wellnhoferi よりも少し古い地層のクラトー部層(Crato Member:後期アプチアン期から前期アルビアン期)から発見された。頭部前端からまっすぐ上方に伸びた骨質の枝と後頭部に伸びた骨質の枝の間に軟組織性の膜が張っていたことが判明している。そのため鶏冠は非常に巨大なものになり、頭骨自体の高さで6倍、長さで2倍の範囲に伸びており、頭骨自体は頭部側面形の1/6を占めるにすぎない。種小名 imperator はラテン語で「皇帝」を意味する言葉である。本種は2007年になって、原記載者によって新属 Tupandactylus に移動し、トゥパンダクティルスTupandactylus imperator とすることが提唱されている。
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