RISU Japanとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > RISU Japanの意味・解説 

RISU Japan

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/01 06:23 UTC 版)

RISU Japan株式会社
RISU Japan,inc
種類 株式会社
本社所在地 日本
113-0033
東京都文京区本郷3-21-8 ケイアイビル6F
設立 2014年7月
業種 サービス業
法人番号 8010001161923
事業内容 タブレット・ITを活用した通信教育・個別指導塾・プログラミング教室
代表者 代表取締役 今木智隆
資本金 7,000万円
従業員数 110名
外部リンク http://www.risu-japan.com/
テンプレートを表示

RISU Japan株式会社(りすじゃぱん)[1]は、小学生向けのタブレット通信教育サービス「RISU算数」等を提供する東京都文京区の企業である。今木智隆・加藤エルテス聡志によって、2014年7月に設立された。現在の代表取締役は今木智隆である。

概要

2014年、「才能あふれる社会を創る」の理念のもとに設立。タブレット型教育サービスである「RISU算数」では75%の生徒が学年より上のステージを先取りしており[2]、無学年制で学年を問わずカスタマイズされた学習を受けることができる。一般的なタブレット教育とは異なり、生徒の理解度に合わせて難易度の異なる問題を出題したり、有名大学出身のチューターがビデオレターで個別指導を行う。生徒の保護者には、ネット上の個人ページなどで一人ひとりの学習進度や内容の理解度を報告している[3]

日本以外には、シリコンバレーの中心であるアメリカ合衆国サニーベールにオフィスを持ち、北米向けのサービスを現地の学校・アフタースクールに対して提供している。

経緯[4]

  • 2014年12月、小学生向け算数サービス「RISU算数」の正式提供を開始
  • 2015年1月、未就学児向けサービスである「RISUきっず[5]」の提供を開始
  • 2015年3月、生徒に対する個別フォローサービスを開始[6]
  • 2015年8月、アメリカ合衆国に支社を設立し、「RISU math(英語版)[7]」の提供を開始
  • 2015年12月、中学受験のためのサービス「受験基礎コース[8]」の提供を開始
  • 2016年9月、東京都文京区茗荷谷に直営塾を開設。算数に加え、読解力向上のための授業を行う。[9]
  • 2016年12月、東京都文京区本駒込に2校目の直営塾を開校[10]
  • 2017年7月、東京都中央区勝どきに3校目の直営塾を開校[11]
  • 2017年8月、福岡市内に算数教室を開校[12]
  • 2017年11月、「RISU算数」の学習システムが特許を取得[13]
  • 2017年12月、神奈川県川崎市中原区新丸子町に4校目の直営塾(武蔵小杉校)を開校[14]
  • 2018年2月、神奈川県横浜市西区みなとみらいのTSUTAYA横浜みなとみらい店でロボットプログラミング教室を開校[15]
  • 2018年4月、2校目のロボットプログラミング教室を東京都中央区勝どきに開校[16]
  • 2018年7月、プロのナレーター声優による「RISU算数プレミアムフォローレッスン」の提供を開始[17]
  • 2018年9月、カリフォルニア州シリコンバレーの公立小学校へRISUの提供を開始[18]
  • 2018年10月、RISU会員を対象にした「RISU Prime」(生活支援)を開始[19]
  • 2019年6月、Sunil Mirapriがグローバル・ビジネス顧問として経営に参画[20]
  • 2019年8月、「RISU算数」が第13回キッズデザイン賞を受賞[21]
  • 2020年4月、「RISU小学生オンラインスクール」を開校[22]
  • 2020年7月、RISUカスタマーサポートの北海道チーム発足[23]
  • 2021年2月、「学びのバトン」プロジェクトにおいて岡山県赤磐市放課後児童クラブと提携[24]
  • 2021年7月、Shenzhen Xuezhiyou Technologyと包括的なデバイス開発において業務提携[25]
  • 2022年2月、ベルリッツ・ジャパンと提携、子供向け英語レッスン動画サービス 「ハロー! ベルリッツ」を提供開始[26]
  • 2023年1月、幼児向け英語レッスン動画サービス 「RISUきっずEnglish」を提供開始[27]

紛糾案件

解約に関連して紛糾案件が発生している。 「タブレット端末を利用した学習サービスの解約に係る紛争案件」 [28]RISU Japan株式会社側が、調停案を拒否したため不調となった。

社会貢献活動

本業となる教育サービスに付随し、以下の社会貢献活動も行っている。

  • 学びのバトン … 健康上、経済上、地理的な理由により学習が困難な子供への支援活動
  • 教育機会の乏しいマーシャル諸島へのタブレットの寄贈。RISU算数を利用した小学校では、政府の学力試験で全国一位の伸びを記録した[29]
  • 待機児童問題への支援 … 保育園に落ちた『不承諾通知』の1万円分買い取り支援」を実施

書籍

  • 2017年『プログラミングは、ロボットから始めよう! 』小学館(加藤エルテス聡志著)[1]
  • 2019年『10億件の学習データが教える 理系が得意な子の育て方』文響社(今木智隆著)[2]

出典

  1. ^ 会社概要 | RISU Japan(リスジャパン)株式会社”. 2019年11月13日閲覧。
  2. ^ 先取りタブレット教材「RISU算数」
  3. ^ 教育パパが増加中…塾送迎から宿題指導も ネット駆使して管理も進む - 産経ニュース
  4. ^ RISUのあゆみ・評判と掲載履歴 | RISU Japan(リスジャパン)株式会社”. 2019年11月13日閲覧。
  5. ^ 年中・年長(幼児)タブレット学習教材「RISUきっず」- 算数の基礎と思考力を楽しくしっかりと!”. www.risu-japan.com. 2019年11月13日閲覧。
  6. ^ データに基づく的確な個別フォロー | RISU(リス)算数”. www.risu-japan.com. 2019年11月13日閲覧。
  7. ^ RISU - most advanced math & Critical thinking lessons” (英語). www.myrisu.com. 2019年11月13日閲覧。
  8. ^ 中学受験基礎・応用クラス | RISU算数で低学年からスタートできる中学受験準備”. www.risu-japan.com. 2019年11月13日閲覧。
  9. ^ 現役東大生らによる小学生向け個別指導塾を東京都文京区に開校。算数タブレット+読書感想プレゼンテーションが特色 | RISU Japan株式会社 プレスリリース-”. 2019年11月13日閲覧。
  10. ^ 本駒込の塾なら「RISU塾 本駒込校」| 東大発 5歳~小学生向け個別指導塾(算数+読解)”. www.risu-japan.com. 2019年11月13日閲覧。
  11. ^ 東大生らが算数と読書を個別指導する RISU塾 月島・勝どき校が開校 | RISU Japan株式会社 プレスリリース-”. 2019年11月13日閲覧。
  12. ^ 福岡経済で、RISU塾の九州進出について採り上げていただきました。 | RISU Japan株式会社 プレスリリース-”. 2019年11月13日閲覧。
  13. ^ 【RISU算数 特許取得のお知らせ】 学習支援システムの新規性が正式に認定されました | RISU Japan株式会社 プレスリリース-”. 2019年11月13日閲覧。
  14. ^ トップ大学生らが算数を個別指導する RISU塾 武蔵小杉校が開校 | RISU Japan株式会社 プレスリリース-”. 2019年11月13日閲覧。
  15. ^ TSUTAYAみなとみらい店で ロボットプログラミング教室by RISUがオープン | RISU Japan株式会社 プレスリリース-”. 2019年11月13日閲覧。
  16. ^ RISU式ロボットプログラミング教室 勝どき(月島)校がオープン | RISU Japan株式会社 プレスリリース-”. 2019年11月13日閲覧。
  17. ^ 日本初。プロのナレーター・声優を起用した「RISU算数プレミアム フォローレッスン」の提供を開始 | RISU Japan株式会社 プレスリリース-”. 2019年11月13日閲覧。
  18. ^ 日本教育ベンチャー初。アメリカの公立小学校のクラスへRISUを導入 | RISU Japan株式会社 プレスリリース-”. 2019年11月13日閲覧。
  19. ^ 豊かな親子の生活を応援する「RISU Prime」を開始。 キタムラやOisix等とタイアップ | RISU Japan株式会社 プレスリリース-”. 2019年11月13日閲覧。
  20. ^ シリコンバレーを中心に技術開発で成果を上げる Sunil Mirapri氏がRISUのグローバル・ビジネス顧問に就任 | RISU Japan株式会社 プレスリリース-”. 2019年11月13日閲覧。
  21. ^ RISU算数 | 2019年度(第13回)キッズデザイン賞 キッズデザイン賞 | KIDS DESIGN AWARD キッズデザイン賞”. www.kidsdesignaward.jp. 2019年11月13日閲覧。
  22. ^ 4月27日(月)より無償の「RISU小学生オンラインスクール」を開校”. RISU Japan(リスジャパン)株式会社. 2023年3月1日閲覧。
  23. ^ RISUカスタマーサポートの北海道チームが発足しました”. RISU Japan(リスジャパン)株式会社. 2023年3月1日閲覧。
  24. ^ 「学びのバトン」プロジェクトが、岡山県赤磐市放課後児童クラブと提携しました”. RISU Japan(リスジャパン)株式会社. 2023年3月1日閲覧。
  25. ^ Shenzhen Xuezhiyou TechnologyとRISU Japan、包括的なデバイス開発において業務提携”. RISU Japan(リスジャパン)株式会社. 2023年3月1日閲覧。
  26. ^ ベルリッツ・ジャパンとRISU Japan、子供向け英語レッスン動画サービス 「ハロー! ベルリッツ」を提供開始”. RISU Japan(リスジャパン)株式会社. 2023年3月1日閲覧。
  27. ^ 幼児向け英語レッスン動画サービス 「RISUきっずEnglish」を提供開始”. RISU Japan(リスジャパン)株式会社. 2023年3月1日閲覧。
  28. ^ https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/sodan/kyusai/documents/73houkokusho.pdf
  29. ^ マーシャル諸島でRISU算数を利用した小学校が、政府の全国統一学力試験で最下位から大幅な学力向上(全国1位)

「RISU Japan」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「RISU Japan」の関連用語

RISU Japanのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



RISU Japanのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのRISU Japan (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS