はなだいこん (花大根)
●中国東部から朝鮮半島が原産です。わが国へは江戸時代に渡来し、今では各地に帰化しています。高さは30~80センチになり、根生葉と下部の葉は羽状に深裂します。上部の葉は茎を抱きます。3月から5月ごろ、淡い紫色から紅紫色の4弁花を咲かせます。別名で「むらさきはなな(紫花菜)」、「しょかつさい(諸葛菜)」、「おおあらせいとう(大紫羅欄花)」などと呼ばれます。
●アブラナ科ショカツサイ属の二年草で、学名は Orychophragmusviolaceus。英名は Chinese violet cress。
オオアラセイトウ
(Orychophragmus violaceus から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/16 16:48 UTC 版)
オオアラセイトウ(大紫羅欄花、学名: Orychophragmus violaceus)は、アブラナ科オオアラセイトウ属の越年草。別名ショカツサイ(諸葛菜)ともいわれ、諸葛孔明が陣を張ったときに真っ先にこの花の種を播いたという伝説からよばれている[3]。もう一つの別名のムラサキハナナ(紫花菜)は「紫色の菜の花」の意であるが、単に菜の花(アブラナ)に形状が似ているというだけではなく、実用面でも野菜としての利用や種から油を採取する点などでもアブラナとの共通点が見られる。このためOrychophragmus属はショカツサイ属、ムラサキハナナ属とも呼ばれる。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Orychophragmus violaceus (L.) O.E.Schulz ショカツサイ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年6月17日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Orychophragmus violaceus (L.) O.E.Schulz var. lasiocarpus Migo ショカツサイ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年6月17日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 亀田龍吉 2019, p. 30.
- ^ 星薬科大学薬用植物園 校花
- 1 オオアラセイトウとは
- 2 オオアラセイトウの概要
- 3 概要
- 4 利用
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