諸葛菜

デジタル大辞泉

しょかつ‐さい【諸葛菜】

読み方：しょかつさい

アブラナ科の一年草。高さ30〜60センチ。根は白くまっすぐ伸び、葉はダイコンに似る。3〜5月、藤色の4弁花を総状につける。中国の原産で江戸時代に渡来。むらさきはなな。はなだいこん。《季 春》「足元にともるむらさき—／時彦」

植物名辞典

諸葛菜

読み方：ショカツサイ（ｓｈｏｋａｔｓｕｓａｉ）

オオアラセイトウの別称

季語・季題辞典

諸葛菜

読み方：ショカツサイ（ｓｈｏｋａｔｓｕｓａｉ）

アブラナ科の二年草。大根の花に似た淡紫または藍紫の十字形花をたくさんつける。花期が長く五月頃まで咲く

季節 春

分類 植物

ウィキペディア

オオアラセイトウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/06/16 16:48 UTC 版)

オオアラセイトウ（大紫羅欄花、学名: Orychophragmus violaceus）は、アブラナ科オオアラセイトウ属の越年草。別名ショカツサイ（諸葛菜）ともいわれ、諸葛孔明が陣を張ったときに真っ先にこの花の種を播いたという伝説からよばれている。もう一つの別名のムラサキハナナ（紫花菜）は「紫色の菜の花」の意であるが、単に菜の花（アブラナ）に形状が似ているというだけではなく、実用面でも野菜としての利用や種から油を採取する点などでもアブラナとの共通点が見られる。このためOrychophragmus属はショカツサイ属、ムラサキハナナ属とも呼ばれる。