Motif (GUI)
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Motif(モチーフ)は、X Window Systemでの操作手順、見栄え(ルック・アンド・フィール)などを統一しようというグラフィカルユーザインタフェース (GUI) 規格のひとつ。Open Software Foundation (OSF) によって定められ、正式にはOSF/Motifという。 1989年に最初のバージョンがリリースされた。その後のOSF自体の変遷を経て、現在の管理団体はThe Open Groupである。
注釈
- ^ IEEE 1295 - IEEE Standard for Information Technology -- X Window System--Modular Toolkit Environment (MTE) (1993年)
出典
- ^ “会社概要”. RWorks (2000年). 2023年9月24日閲覧。
- ^ SuperASCII 1991年1月号, p. 38.
- 1 Motif (GUI)とは
- 2 Motif (GUI)の概要
- 3 参考文献
Open Motif
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「Motif (GUI)」の記事における「Open Motif」の解説
Open Motif(非公式だが空白を除いた OpenMotif という記述も多い)は、The Open Groupが Motifツールキットのソースコードをリリースしたものである。基本的には従前通りプロプライエタリライセンスであるが、シェアードソーススタイルを導入し、オープンソースのプラットフォーム上であれば、ロイヤルティーフリーで配布可能とした。目的としてはオープンソースプラットフォーム上で、Motifツールキットに依存しているアプリケーション(代表例は「インターネットのキラーアプリ」であった Netscape Navigator であろう)を利用可能にするためである。 2000年5月、バージョン2.1.30がOpen Motifとしてリリースされた。現在ではOpen Motif 2.2.3が多くのLinuxディストリビューションに採用されている。Open Motif 2.3 が2007年6月にリリースされている。 その後2012年にMotif自体のライセンスがLGPLに変更された。
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