JPGIS
地理情報標準プロファイル(Japan Profile for Geographic Information Standards)の略で、平成17年1月に、地理情報標準(日本工業規格JIS X 7100シリーズ)、地理情報に関する国際規格(ISO 19100シリーズ)の中から、実利用に必要最小限の部分を取り出して体系化したものである。地理情報標準の実用版といえるものである。国土地理院では、GISの基盤となる空間データ、製品仕様書を作成する場合には、このJPGISに準拠して作成することを推奨している。本プロファイル、解説書等は、国土地理院のホームページからダウンロードできる。
JPGIS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/15 18:11 UTC 版)
JPGIS(地理情報標準プロファイル、英: Japan Profile for Geographic Information Standards)とはGISの基盤となる空間データに関する規格の一つで、日本国内における標準規格である[1]。異なるシステム間での互換性の確保を主目的として、データの設計、品質、記述方法、仕様の書き方等のルールを定めたもの[1]。国際規格(ISO 19100シリーズ)、日本工業規格(JIS X 7100シリーズ)に準拠しつつ、内容を実利用に即して絞り体系化した、より実用的な規格である[1]。JPGISの利用が進むことで、データの相互利用しやすい環境が整備され、異なる整備主体で整備されたデータの共用、システム依存性の低下、重複投資の排除等の効果が期待されている[2]。
- ^ a b c d e “地理情報標準とは”. 国土地理院. 国土地理院. 2018年7月10日閲覧。
- ^ “地理空間情報の実用化(JPGIS化)でできること”. 国土地理院. 国土地理院. 2018年7月10日閲覧。
- ^ “標準策定の経緯”. 国土地理院. 国土地理院. 2018年7月10日閲覧。
- ^ “JPGIS FAQ #JPGISとJSGIとの関係は?”. 国土地理院. 国土地理院. 2018年7月10日閲覧。
- ^ “JPGIS 関連資料ダウンロード #JPGIS改定履歴及び関連資料(過去の資料)”. 国土地理院. 国土地理院. 2018年7月10日閲覧。
- ^ “JPGIS FAQ #Ver.2.0で附属書12が追加されましたが、これはどのような規則ですか?”. 国土地理院. 国土地理院. 2018年7月10日閲覧。
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