IEEE 754 四倍精度二進浮動小数点フォーマット: binary128
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「四倍精度浮動小数点数」の記事における「IEEE 754 四倍精度二進浮動小数点フォーマット: binary128」の解説
IEEE 754-2008は四倍精度二進浮動小数点フォーマットbinary128を以下のように定めている。 符号: 1 指数のビット数: 15 仮数のビット数: 113 (明示的には112) これは十進換算で33桁〜36桁に相当する(十進小数→binary128→十進小数のラウンドトリップが可能な最大桁数が33桁、binary128→十進小数→binary128のラウンドトリップが可能な最大桁数が36桁)。 このフォーマットは、正規化数の場合は最上位の1が暗黙のうちに存在するものとして省略される(いわゆるケチ表現)。これにより113ビット(十進換算約34桁: log 10 ( 2 113 ) ≈ 34.016 {\displaystyle \log _{10}(2^{113})\approx 34.016} )の精度の仮数部の112ビットのみがメモリフォーマット上に現れる。ビットの配置は次のようになっている。
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