GCポリシーとは? わかりやすく解説

GCポリシー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/20 13:40 UTC 版)

IBM J9」の記事における「GCポリシー」の解説

以下のようなポリシー提供されている。 optthruput ヒープ新たなオブジェクト割り当てができなくなった時点GCを行う。スループット優れるが、stop-the-world (STW) の発生時間長い。2.6より前までのデフォルトポリシー。 optavgpause アプリケーションスレッドの中で少しずつマーク行いヒープ空きがなくなることを予測するGCを行う。事前処理によってoptthruputより、スループット減少するが、STW時間抑制されるgencon 世代GCNew世代 (nursery) とOld世代 (tenure) の領域ヒープ分割し通常nurseryに対してGC (scavenger) を行う。nurseryヒープ全体一部分であるため、scavenger時はSTW時間大幅に削減することが可能となる。ただし、scavengercopy gc方式採用しておりメモリ空間としては無駄が存在する。v2.6からデフォルト選択されるポリシーとなったsubpool AIXのみで有効となるGC方式大量オブジェクト生成する際にパフォーマンス発揮するblanced - v2.6以降 ヒープ一定サイズ分割し各々領域に対してGC必要性判断選択され領域に対してのみGCを行う。global gc大幅に抑制されるが、大規模ヒープ最適化した方式であるため、小規模なヒープでの動作には向いていない。

※この「GCポリシー」の解説は、「IBM J9」の解説の一部です。
「GCポリシー」を含む「IBM J9」の記事については、「IBM J9」の概要を参照ください。

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