DeSeCo
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DeSeCo(デセコ、Definition and Selection of Competencies:Theoretical and Conceptual Foundations)とは、国際化と高度情報化の進行とともに多様性が増した複雑な社会に適合することが要求される能力概念「コンピテンシー」を、国際的、学際的かつ政策指向的に研究するため、経済協力開発機構(OECD)が組織したプロジェクトである。組織名称は、「コンピテンシーの定義と選択:その理論的・概念的基礎」と題する。1997年12月から活動を始め、2003年に最終報告を行い研究プログラムを終了した。
- ^ 国際成人リテラシー調査(IALS:International Adult. Literacy Survey)の成果を基に開発(参照:科学技術に関する意識調査)。
- ^ 初等中等教育における当面の教育課程及び指導の充実・改善方策について(答申) - 中央教育審議会 2003年10月7日
- ^ Launch of PISA 2006「PISA 2006年調査 結果発表」 東京 2007年12月4日 - OECD
- ^ 供に生きる社会を形成する-学力国際リテラシー調査とキー・コンピテンシー- - 部落解放研究170号(2006年6月) - 社団法人部落解放・人権研究所。書籍から忠実に記載している刊行物。
- ^ スイス、アメリカ合衆国、オーストリア、ベルギー、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、オランダ、ニュージーランド、スウェーデン、ノルウェーの12カ国から構成される。
- ^ DeSeCo Symposium 99
- ^ DeSeCo Symposium 2002
- ^ 『危機に立つ国家』(A Nation at Risk)。アメリカ合衆国「教育の卓越に関する国家委員会」(National Commission on Excellence in Education)が国際的な教育水準の遅れを報告。深刻な学力低下の原因、いわゆる「米国型ゆとり教育」を危惧しており、公表後ベストセラーとなる。
- ^ キー・コンピテンシーの生涯学習政策指標としての活用可能性に関する調査研究 - 国立教育政策研究所
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