Dalbergia cochinchinensisとは? わかりやすく解説

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ローズウッド

別名:シタン
学名:Dalbergia cochinchinensis, D.latifolia, D.nigra
(マメ科)


上述した3種が、もっともよく知られているローズウッド類の木材ですが、さらにこの属の数種が、ローズウッドとして知られています。ローズウッド類は、世界的によく知られている銘木一つです。しかし、最近では、一寸色が似ている他の樹種に「……ローズウッド」のような名前をつけていることがあります。しかし、本物のローズウッドはこの属の木材だけです。
唐木呼ばれる木材一つで、もっとも珍重されてきているのは、D.cochinchinensis です。
D.cochinchinensis は、東南アジア大陸に、D. latifolia (イーストインディアンローズウッド)は、東南アジア大陸インドネシアに、D. nigra (ブラジリアンローズウッド)は南米(とくにブラジル)に産しますこの他古くからマリンバ使われているのはこの属のD. stevesonii(ホンジュラスローズウッド)で、また、クラリネット用材として知られているのはD. melanoxylon (アフリカンブラックウッド)です。

木材
心材の色は、赤色赤紫色紫色などで、一般的には、これらが縞になって美し模様作ることが多くときには真黒なもの(D.melanoxylon)まであります木材はほとんどが重硬で、気乾比重は1.09(D.co-chinchinensis)、0.75~0.90(D.nigra)、0.84(D. latifolia)などです。

用途
材面が美しいことと、高価なことから、高級家具キャビネット内装用、器具の柄などに使われます。一般に見られるものはスライスドベニヤとして使われたものでしょう



ケランジィ

(Dalbergia cochinchinensis から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/11 00:57 UTC 版)

ケランジィ学名: Dalbergia cochinchinensis)はツルサイカチ属マメ科である。タイ・ローズウッドThailand Rosewood)、サイアミーズ・ローズウッドSiamese Rosewood)と呼ぶ場合もある。トラックウッドTracwood)ともいう。


  1. ^ Asian Regional Workshop (Conservation & Sustainable Management of Trees, Viet Nam, August 1996) (1998). "Dalbergia cochinchinensis". IUCN Red List of Threatened Species. Version 2014.3. International Union for Conservation of Nature.
  2. ^ a b 米倉浩司; 梶田忠 (2003-). “「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)”. 2012年7月17日閲覧。


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