サイバーポリス
【英】cyber police
サイバーポリスとは、警視庁が1998年6月に発表したハイテク犯罪への対策強化プロジェクトのことである。
このプロジェクトの構想を実践に移すための部隊が、2000年に設立された「ハイテク犯罪総合センター」であり、通報窓口などの役割を担っている。ハイテク犯罪総合センターは「対策班」「捜査班」「技術班」から成り立っている。「対策班」は市民からの相談や、業界団体等の連絡窓口である。「捜査班」は、ハイテク犯罪の捜査について警察署の支援・指導を行い、「技術班」では、コンピュータの調査・解析や技術的な支援を行う。
サイバーポリスのWebサイトにおいては、ウィルスやワームなどの最新情報や、セキュリティに関して喚起するコンテンツ、更に警視庁に設置されているIDS(不正侵入検知システム)のデータなどが紹介されている。
参照リンク
警察庁セキュリティポータルサイト@police - (警視庁)
セキュリティ対策: | ログアウト Shared Computer Toolkit Server Core サイバーポリス 最大深刻度 最悪のパスワード セキュリティパッチ |
サイバーポリス
(Cyber police から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/08 06:57 UTC 版)
サイバーポリス(Cyber police)は、日本の警察庁が推進したサイバー犯罪(ハイテク犯罪)対策体制の総称。1998年6月、警察庁により公表された。サイポリ、電脳警察(でんのうけいさつ)と呼ぶこともある[1]。
- ^ a b c 平成10年警察白書 第1章 ハイテク犯罪の現状と警察の取組み 第2節 ハイテク犯罪対策 用語解説
- ^ a b c d e f 平成11年警察白書 第3章 犯罪情勢と捜査活動等 第3節 ハイテク犯罪への取組み
- ^ a b “【サイバーポリス】”. 日経パソコン用語事典2010. 日経BP PC Online. 2010年8月26日閲覧。
- ^ 平成10年警察白書 第1章 ハイテク犯罪の現状と警察の取組み
- ^ a b 警察庁情報セキュリティ政策体系 II 背景 5 サイバー犯罪対策の推進
- ^ 平成12年警察白書 第1章 時代の変化に対応する刑事警察 第2節 国民の期待にこたえる刑事警察に向けて 4 新たな情勢と課題への対応 (5)高度情報化社会における犯罪
- ^ 平成14年生活安全警察(ハイテク犯罪対策関係)運営重点の実施細目について 1 ハイテク犯罪に的確に対処できるサイバーポリス体制の確立
- ^ “サイバー警察に家宅捜索を受けた際の体験談” (日本語). IT議論 2018年6月28日閲覧。
- ^ なぜコインハイブ「だけ」が標的に 警察の強引な捜査、受験前に検挙された少年が語る法の未整備への不満 (3/3) - ねとらぼ
- 1 サイバーポリスとは
- 2 サイバーポリスの概要
- 3 脚注
- Cyber policeのページへのリンク