【69式空対空誘導弾】(ろくきゅしきくうたいくうゆうどうだん)
AAM-1
航空自衛隊にて使用していた空対空ミサイル。
日本が初めて開発した空対空ミサイルである。
当時航空自衛隊で使用していたAIM-9Bが生産打ち切りの可能性があるとの理由から開発された。
誘導方式は赤外線誘導方式で撃ちっ放し能力を有する。
実質的にはAIM-9Bのコピーとされる。
また、実際にはAIM-9Bの生産は打ち切られなかったためほとんど運用されなかった。
スペックデータ
全長:2.5m
直径:0.15m
重量:80kg
シーカー:赤外線パッシブシーカー
誘導方式:赤外線誘導
推進装置:固体燃料ロケットモーター
最大射程:5㎞程度
製作:三菱重工業株式会社
69式空対空誘導弾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/13 01:37 UTC 版)
注釈
出典
- ^ 防衛庁 1969.
- ^ a b c d 技術研究本部 1978, pp. 145–146.
- ^ a b c 木原 1975, p. 300.
- ^ a b 三菱重工業株式会社 社史編さん委員会 1990, p. 731.
- ^ a b 宮脇 et al. 2018, pp. 18–22.
- ^ “参考資料ー自衛隊の現状と課題ー”. 内閣官房 (2004年7月13日). 2010年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月13日閲覧。
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