【撃ちっ放し能力】(うちっぱなしのうりょく)
Fire and Forget.
ミサイルや誘導爆弾が、射撃(Fire)後に放置(Forget)していても命中する事。
これを持たない誘導兵器はレーダー、レーザーなどを介して誰かが誘導する必要がある。
そうした誘導処理に必要な機器類全てをミサイルや爆弾の内部に組み込む事で可能になる。
このシステムを搭載すれば射撃を行いやすくなり、また兵士が誘導のために拘束される事もなくなる。
これによって生存率が高まるため、各国が当該能力を備えたミサイルの開発に力を入れている。
反面、高度な電子機器、複雑なソフトウェアなどの影響で調達単価が高騰する問題も指摘されている。
ファイア・アンド・フォーゲット
(撃ちっ放し能力 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/29 03:23 UTC 版)
ファイア・アンド・フォーゲット(英: Fire-and-forget)は、ミサイルの発射・誘導方式に関する軍事用語で、発射後にミサイル自体が標的を追尾する能力を持つため、発射母体が誘導のために照準を持続させたり、他の手段により標的に誘導照準を行ったりする必要がないものを指して言う。日本では「撃ち放し能力」または「撃ちっ放し能力」とも呼ばれる。
- 1 ファイア・アンド・フォーゲットとは
- 2 ファイア・アンド・フォーゲットの概要
- 3 概要
撃ちっ放し能力と同じ種類の言葉
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