628年(貞観2年)とする説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/08 08:31 UTC 版)
「中国におけるイスラームの歴史」の記事における「628年(貞観2年)とする説」の解説
『回々原来』という本には628年(貞観2年)にイスラームが中国に伝来したと記されている。この貞観2年というのは永徽2年の誤記であるという説がある。また、広州にある懐聖寺の碑文には627年(貞観元年)あるいは628年(貞観2年)にムスリムが広州を訪れ、629年(貞観3年)に同地で死去したという記述があるが、遠藤 (1911)はこれを後世に作られた捏造とし、イスラームは651年に伝来したとしている。しかし、金 & 溥 (2015)において著者の一人である金吉堂は、この628年とする説を主張している。
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