4リンク式サスペンションとは? わかりやすく解説

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4リンク式サスペンション

英語 four-link type suspension

リンク式リジッドアクスルサスペンションの一種で、4本のリンクを用いてアクスル位置決めを行う方式をいう。2本のアッパーリンクと2本のロワリンクで支持する方式と、1本のアッパーリンク、2本のロワリンク、1本のラテラルロッドで支持する方式2種類がある。前者は5リンク式におけるラテラルロッドを取り除き、2本の短いアッパーリンクをハの字に配置して横方向の力も受けるようにしたもの後者は5リンク式のアッパーリンクを1本に減らした構造で、アッパーリンクとロワリンクで前後力と駆動および制動トルク反力を受け、ラテラルロッドで横方向支持する。両タイプともFR車のリヤサスペンションに用いられる

4リンク式サスペンション

参照 リンク式サスペンション5リンク式サスペンション
※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

4リンク式サスペンション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 07:38 UTC 版)

リンク式サスペンション」の記事における「4リンク式サスペンション」の解説

1980年代中盤からマルチリンク式サスペンション高級乗用車スポーツカー用いられるようになり、アウディメルセデス・ベンツでは4リンク式などと表現しているが、ここで説明するのはこれらの独立懸架式では無く固定車軸式である。また、ウィキペディア英語版見られるように、英語圏では次節の「5リンク式」を含めて「Multi-link live axle (rear suspension)」と表記されることがあるライブアクスルとは駆動輪用の固定車軸指し、これによりマルチリンク式独立懸架Independent)と区別している。 前後方向の2本の主リンク(ラジアスロッド)のほかに、2本の補助リンクを平面視で「ハの字」または「逆ハの字」形に配置し横力対応する方法駆動制動の反トルクによるアクスルハウジング(ホーシング)の前後回転を防ぐため、通常主リンクは側面視で低い位置に、補助リンクはそれよりも高い位置配置される

※この「4リンク式サスペンション」の解説は、「リンク式サスペンション」の解説の一部です。
「4リンク式サスペンション」を含む「リンク式サスペンション」の記事については、「リンク式サスペンション」の概要を参照ください。

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