4七銀型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 09:40 UTC 版)
飛車先の歩を交換することを狙っている。桂馬と連携することが多いため、桂馬を止められると失敗しやすい。しかし、銀が前に出ていない分、自陣の防御にも働く。1990年代後半から2000年代前半にかけて一時期流行した指し方であったが、その後超速の出現で少なくなって行った。 △持駒 なし ▲持駒 なし第7図 ▲4七銀型(図は△3三角まで) 戦法としては鎖鎌銀も狙いの一つで、図より▲3六銀では△5六歩▲同歩△同飛▲4七金△5一飛▲4五銀△2二角がよくある進行で、以下▲3四銀には△3三銀とぶつけて▲同銀成△同角▲5六歩で、ここでは後手が1歩損であるが、以下△4四歩に▲3六歩ならば△4五歩▲同歩△5五歩など、▲5八飛ならば△2四歩などとして一局。途中▲3三同銀成で▲4五銀は△4四歩として、▲5六銀なら△3八歩の垂らしであり、▲5六同飛なら△5六飛▲同金△4七銀が狙いであるが、この一連の流れは後手としては3筋歩を取られたので成立する攻め筋である。
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