312F1/68
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/15 03:56 UTC 版)
「フェラーリ・312F1」の記事における「312F1/68」の解説
1968年シーズンの第3戦モナコGPでロータス・49Bがリアスポイラーを装着すると、第4戦ベルギーGPでは、フェラーリとブラバムがエンジン上部にセンターウィングをマウントした。スポーツカーレースのシャパラルという先駆者がいたが、F1では初めてウィングを装着したマシンのひとつとなった。のちにウィングは油圧可変式へと改良され、ドライバーがコクピットから調節可能になった。 レギュラードライバーはエイモンと新加入のジャッキー・イクス。エイモンは3度ポールポジション (PP) を獲得するなど速さをみせたが、首位走行中のマシントラブルなどにより1勝もできなかった。イクスは1勝1PPを記録してチャンピオン争いに絡んだが、第10戦カナダGP予選中に脚を骨折してしまった。コンストラクターズランキングは4位。
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