1980年代後半 - 事業の多角化
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「ウェスタン・デジタル」の記事における「1980年代後半 - 事業の多角化」の解説
1980年代中盤以降、ウエスタンデジタルはグラフィックカード(1986年に子会社化したパラダイス(Paradise)による)、チップセット(1987年に買収したファラデーによる)、ネットワーキングなどに拡大していった。それらは事業としてうまくいったが(特にパラダイスはVGAカードで成功)、ストレージ関連のチップとディスクコントローラーが最も大きな収入源であった。1986年、シングルチップのSCSIコントローラーWD33C93をリリース。これは最初の16ビットバス・マスタリングSCSIカードWD7000 FASSTで使われた。1987年、PC/ATのフロッピーディスク・コントローラー回路をワンチップ化したWD37C65をリリース。これは後のスーパーI/Oと呼ばれるチップの先祖にあたる。1988年、WD42C22 Vanilla(バニラ)をリリース。世界初のシングルチップATAハードディスク・コントローラーである。 1988年にはウエスタンデジタルの歴史上最も大きな変化があった。その年にPCハードウェアメーカータンドン(Tandon Corporation)のハードディスク生産工場を買い取ったのである。ウエスタンデジタルがそこで最初に生産したのは「Centaur」(センタウル)シリーズと名づけたディスクドライブである。
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1980年代中盤以降、WDはグラフィックカード(1986年に子会社化したパラダイス(Paradise)による)、チップセット(1987年に買収したファラデーによる)、ネットワーキングなどに拡大していった。それらは事業としてうまくいったが(特にパラダイスはVGAカードで成功)、ストレージ関連のチップとディスクコントローラーが最も大きな収入源であった。1986年、シングルチップのSCSIコントローラーWD33C93をリリース。これは最初の16ビットバス・マスタリングSCSIカードWD7000 FASSTで使われた。1987年、PC/ATのフロッピーディスク・コントローラー回路をワンチップ化したWD37C65をリリース。これは後のスーパーI/Oと呼ばれるチップの先祖にあたる。1988年、WD42C22 Vanilla(バニラ)をリリース。世界初のシングルチップATAハードディスク・コントローラーである。 1988年にはWDの歴史上最も大きな変化があった。その年にPCハードウェアメーカータンドン(Tandon Corporation)のハードディスク生産工場を買い取ったのである。WDがそこで最初に生産したのは「Centaur」(センタウル)シリーズと名づけたディスクドライブである。
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