1974年: 3歳シーズン
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「バスティノ」の記事における「1974年: 3歳シーズン」の解説
4月のサンダウンクラシックトライアル(G3)に出走すると2番人気となり、5ポンド多く背負った後のダービー馬スノーナイト(英語版) Snow Knight (GB) を破り初勝利を重賞勝ちで収めた。次走のリングフィールドダービートライアル(G3)でもスノーナイトを降し、このときは同斤量だった 。 ダービー(G1)( 1 1/2 マイル = 12ハロン)は、ブライアン・テイラー騎手の好判断により6ハロン手前で先頭に立ったスノーナイトが逃げ切り、インペリアルプリンス Imperial Prince (GB) 、ジャコメッティ Giacometti (IRE) に続く4着に終わった 。1~3着はタッテナムコーナーの通過順通りに決まり、先行できなかったバスティノは後方から最後の直線でジャコメッティを首差まで追い詰めたが、それは既に遅すぎた 。その後バスティノはロンシャン競馬場のパリ大賞典(G1)のためにフランスへ送られ、サガロ(英語版) Sagaro (IRE) から2馬身差で18頭立ての2着となった。イギリスに戻ると8月にグレートヴォルティジュールステークス(G2)に勝ち、アイルランドダービー馬*イングリッシュプリンス(英語版)を4馬身差で破った 。 9月のドンカスターでバスティノはセントレジャー(G1)の11対10(2.1倍)の本命となった。ハイペースをつくりだした同厩舎のラビット、リボソン Riboson (GB) のアシストを受けたバスティノは、直線でリードを広げジャコメッティに3馬身の差を付け優勝した 。
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