魚類のブランキオマイセス症菌とは? わかりやすく解説

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魚類のブランキオマイセス症菌 [Branchiomyces sanguinis,B.demigrans]

 ブランキオマイセス症古くからヨーロッパでコイ真菌病(かび病)として知られ最近アメリカ日本でも発生はしたが、日本ではウナギにその例がある(1972年)のみである。ウナギでの症状外観ではとくに異常はなく、(えら)に斑点状出血、ひどい鬱血(うっけつ)や貧血があって、粘液の分泌激しく"ぐされ病"に似た状態になり、ときに壊死(えし)、崩壊して死亡する
原因になる標記真菌ブランキオマイセス・サンギュイニスはやや太い菌糸(径14-20μm)で、胞子(直径5-9μm)をもつ。一方、ブランキオマイセス デミグランスの胞子はより大きく、その菌糸組織から外へ伸びることが違う点である。現在、ブランキオマイセス属は分類が明確ではない。対策マラカイト・グリーンが有効であるが病除去消毒がよい。




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