駿府銀座
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 10:05 UTC 版)
慶長11年(1606年)徳川家康の隠居の地、駿府に設立したとされる銀座。両替町六丁のうち四町を拝領し、慶長16年(1611年)より京都銀座より座人および常是役人が勤番交代で詰めたという。銀座御屋敷は旧二丁目(現一丁目の3ブロックのうち中央のブロック)西南側に設けられ、表間口京間10間、奥行22間であった。主に駿府城の蓄財としての分銅銀、丁銀を鋳造することが目的であったとされる。慶長17年(1612年)に駿府銀座の機能は江戸へ移転したが、この地は現在静岡市葵区両替町一、二丁目として名残を有する。
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