馬場の形態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 17:08 UTC 版)
コースレイアウトは一般的にはトラック状が多いが、そうでないものも多い。トラック状であっても歪な形や多角形をしたコースや、直線を組み合わせたコースなどさまざまである。 日本においてはばんえい競馬を除き、トラック状のコースが採用されている。アメリカにはトラック状のコースが多い。ヨーロッパでは元々存在した自然地形を利用して設計された競馬場が多いため、不定形な形状のものが多い。極端な場合にはスコットランドのハミルトンパーク競馬場(W:Hamilton Park Racecourse)の様に1マイル近い芝の直線コースの先端部近くに長距離走用の小さな折り返し用コースを組み合わせだけという、さながら鰻の寝床の様なコースすら存在する。ばんえい競馬(帯広競馬場)は直線200メートルの走路上に、2箇所の山(障害)が設置されている。 トラック状のコースはほとんどの場合、コース毎に周回方向が決まっており両回りに対応するコースは極めて稀である。アメリカでは全てのトラックコースを持つ競馬場が左回りで統一されているが、大半の国では周回方向の統一はされていない。 なお、日本においては観客席からみて目の前の直線の最後に決勝線が設けられている。
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