風営法による出玉率規制による影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 04:04 UTC 版)
「6号機 (パチスロ)」の記事における「風営法による出玉率規制による影響」の解説
短期出玉率400G上限220%による影響(5号機は300%) ノーマル機の払い出し枚数の大幅低下。AT機の純増枚数に影響し、高純増AT機ほど影響を受ける。低純増AT機には影響が少ない。 短期出玉率400G下限33%による影響(5号機は設定なし) 33%という数値は毎ゲーム3枚インに対して1枚払い出しした場合の数値を基にしている。5号機時代は吸い込みスピードの速いアクセルAT機が登場しており、アクセルATを封じるために設定されたと言っても差し支えはない。これにより、6号機ではアクセルAT機の開発が不可能となっている。高ベース機が多い6号機初期の機種では影響は少ない。 短中期出玉率1600G上限150%による影響(5号機は設定なし) AT機の一撃獲得枚数に大きく影響。有利区間の数値はこれに基づいた仕様となっており、有利区間内での最大獲得枚数が2400枚に設定されているのはこのためである。一撃2400枚の出玉 獲得では1600G上限150%をオーバーしてしまうが、有利区間完走後に減少区間を挟むことにより上限内に収まる。ただし、1回の有利区間内で2400枚を確実に取り切れる(=完走できる)機種ばかりとは限らず、よほどの引きがない限りその枚数に到達するまでに有利区間が終了してしまう機種も多い。 短中期出玉率1600G下限40%、中期出玉率6000G下限50%による影響(いずれも5号機は設定なし) 5.5号機時代に登場した『BLOOD+』と『ラストエグザイル 銀翼のファム』は天井無しとハマりゲーム数は実質青天井で、5.9号機に至っては有利区間の概念により完全にハマりゲーム数が青天井だった反省から新たに設定された項目である。後述の長期出玉率17500G下限60%により、高ベースの6号機初期の機種では影響は少ないが、天井付近の当選履歴でハマり過ぎている回収台の場合はボーナスやATでメダルを出さないと下限に引っかかりやすい数値となっている。天井無しのノーマル機では下限が設定されたことにより、1600Gが実質的な天井と解釈することもできる。 長期出玉率17500G下限60%による影響(5号機は55%) 6号機のAT機はペナルティボーナス搭載機種を除き、千円ベースで約50G回転前後と5.9号機と比べてコイン持ちが良い高ベースAT機となっている。ベースが高いために初当たりが重く、当選率を下げるために獲得枚数が少ない突破型ATの機種を多く登場させて、6号機をダメにしてしまった元凶と言われているが、これについては5.5号機時代の実射下限試験方式を6号機においてもそのまま採用したためである。
※この「風営法による出玉率規制による影響」の解説は、「6号機 (パチスロ)」の解説の一部です。
「風営法による出玉率規制による影響」を含む「6号機 (パチスロ)」の記事については、「6号機 (パチスロ)」の概要を参照ください。
- 風営法による出玉率規制による影響のページへのリンク