非結核性抗酸菌症とは? わかりやすく解説

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非結核性抗酸菌症

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/27 03:53 UTC 版)

非結核性抗酸菌症(ひけっかくせいこうさんきんしょう, : nontuberculous mycobacterial infection, NTM)とは、結核菌癩菌(らい菌)を除く抗酸菌非結核性抗酸菌)による感染症のことである。非定型抗酸菌症とも呼ばれる[1]。患者数は年々増加傾向にあり[2]、肺の感染症は、肺MAC症(マック症)とも呼ばれる[3]


  1. ^ 日本呼吸器学会. “A-08 肺非結核性抗酸菌症”. 日本呼吸器学会. 2022年10月27日閲覧。
  2. ^ a b c 松島敏春、「10.非結核性抗酸菌症」『日本内科学会雑誌』 Vol.91 (2002) No.10 P.2965-2969, doi:10.2169/naika.91.2965
  3. ^ 非結核性抗酸菌症について”. 複十字病院. 2022年10月27日閲覧。
  4. ^ 宮本幹、山口義夫、笹津備規、「環境中のレジオネラ属菌および非結核性抗酸菌の分布調査」『環境感染』 Vol.15 (2000) No.2 P.127-132, doi:10.11550/jsei1986.15.127
  5. ^ 倉島篤行、『よくみられる呼吸器感染症の診断と治療 非結核性抗酸菌症』 medicina Vol.40 (13), 2003/12/10, doi:10.11477/mf.1402102316
  6. ^ 結核類似菌の呼吸器系患者急増 7年で2.6倍、慶大調べ 日本経済新聞 記事:2016/6/13 21:22
  7. ^ 感染症治療マニュアル 那須勝、古賀宏延:81-82。
  8. ^ 倉島篤行、2012、「日本における非結核性抗酸菌症の動向」、『Pharma Medica』30巻6号、メディカルレビュー社、NAID 110000450601 pp. 43-48
  9. ^ 二木功治、西尾和三、會田信治、岡林賢、中野泰、竜崎崇和、大曽根康夫、鹿住祐子、「Mycobacterium shinjukuense肺感染症と考えられた1例」『日本内科学会雑誌』 Vol.100 (2011) No.12 p.3637-3639, doi:10.2169/naika.100.3637
  10. ^ 日経メディカル No.520:81-82。
  11. ^ 鴨居史樹、高橋育太郎、貝沼慎悟ほか、関節リウマチと診断治療されていた非結核性抗酸菌症の1例 中部日本整形外科災害外科学会雑誌 Vol.57 (2014) No.2 p.377-378, doi:10.11359/chubu.2014.377 (要購読契約)
  12. ^ 日本結核病学会非結核性抗酸菌症対策委員会, 日本呼吸器学会感染症結核学術部会「肺非結核性抗酸菌症化学療法に関する見解:2008暫定」『結核』第83巻第11号、日本結核病学会、2008年11月、 731-733頁、 ISSN 00229776 (要購読契約)
    日本結核病学会非結核性抗酸菌症対策委員会, 日本呼吸器学会感染症・結核学術部会「肺非結核性抗酸菌症化学療法に関する見解 : 2012年改訂」『結核』第87巻第2号、日本結核病学会、2012年2月、 83-86頁、 ISSN 00229776 (要購読契約)


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