静止画における乳揺れ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 04:32 UTC 版)
アニメーションとして動きそのものを描写できない静止画・イラストや漫画において、乳揺れは斜線・動線や擬音などによる効果が主な技法だったが、1988年には奥浩哉の一般漫画作品『変[HEN]』で初めて乳首の残像による乳房の揺れ動く様子が描写され、着目された。 この新しい技法を美少女コミック研究家の稀見理都は乳首残像と命名し、長年蔓延っていた静止画における「おっぱい表現の弱点」を克服したパラダイムシフトであると著書にて述べている。 また、1989年にはうたたねひろゆきも同人漫画作品『MIROIR -鏡-』で同様の描写を用いており、同時期に発見された漫画技法としてこれらがその起源とされる。 この技法は後年では一般的表現として、主に成人漫画作品で多用されるが、その具体的な発現は発見から約4年遅れての1993年頃からである。
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