院の執事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/16 16:58 UTC 版)
院執事(いんのしつし)あるいは執事別当(しつしべっとう)と呼ばれ、院別当の筆頭。 白河院の藤原国明・顕隆・基隆、鳥羽院の藤原公教、後白河院の藤原家明・隆季・兼雅らが知られる。後嵯峨院政の時代に院評定が積極的に開催されるようになると、評定衆の中心人物として院政の実務の責任者となり、大臣・公卿が任命される慣例となった。院政衰退後も幕末に至るまで置かれていた。
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