関八州古戦録
関八州古戦録
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『関八州古戦録』(かんはっしゅうこせんろく)[1]は、江戸時代の軍記物。享保11年(1726年)に成立。全20巻。著者は槙島昭武。『関東古戦録』とも呼ばれる[2]。
- ^ 当時の漢字では「關八洲古戰籙」。
- ^ 槇島自身は自序の「標題」で「関東古戦録」と記しているため、こちらの呼称の方が通っている。参考・久保田順一訳 『関東古戦録 上巻』 あかぎ出版 第2刷2007年(1刷2002年) p12.
- ^ 「標題」に「天文に起こり、天正で終わる。名付けて関東古戦録」と記述されている。
- ^ 「標題」において、槇島は個々の事実を重視し、歴史の中の善悪を示し、人々に手本を示すと記しており、『太平記』を見本としているとみられる。ただし、儒教的な歴史観に基づいて個々を解釈しようとする傾向にはある。参考・久保田順一訳 『関東古戦録 上巻』 p.13.
- ^ 久保田順一訳 『関東古戦録』 p.12.
- ^ 久保田順一訳 『関東古戦録』 p.13.
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