ばいしょうろん【梅松論】
梅松論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/10 14:38 UTC 版)
『梅松論』(ばいしょうろん)は、南北朝時代の歴史書もしくは軍記物語。全2巻。著者不明だが、室町幕府側の人物とされる。主に鎌倉時代後期の両統迭立期から元弘の乱・建武の新政・建武の乱・南北朝の内乱などを主題とし、金ヶ崎の戦い(延元2年/建武4年(1337年))までを描く。同時代を扱った書としては『太平記』と双璧をなす。成立年代について、古説は正平4年/貞和5年(1349年)とするが、新説は上限を正平13年/延文3年(1358年)・下限を正平16年/康安元年(1361年)とする。
注釈
出典
- ^ a b c d 加地 2007.
- ^ a b 小秋元 1994, p. 86.
- ^ a b 石毛 1994.
- ^ a b c d e f g h i 益田 1997.
- ^ a b c d 武田 1987, p. 77.
- ^ a b c 武田 1987, p. 79.
- ^ a b 小秋元 1994.
- ^ a b c 武田 1987, p. 78.
- ^ a b c d e 武田 1987, p. 87.
- ^ 武田 1987, pp. 85, 87.
- ^ 武田 1987, pp. 78, 87.
- ^ a b 亀田俊和『南朝の真実 忠臣という幻想』吉川弘文館〈歴史文化ライブラリー 378〉、2014年。ISBN 978-4642057783。 室町幕府発足以前の高師直>建武の戦乱>第一次京都攻囲戦.
- ^ 小秋元 1994, p. 88.
梅松論と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- 梅松論のページへのリンク