開催決定までの経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 02:27 UTC 版)
「2021年世界体操競技選手権」の記事における「開催決定までの経緯」の解説
本来はデンマーク・コペンハーゲンのロイヤル・アリーナで開催予定だった。しかしデンマーク国内での新型コロナウイルスの流行の影響を受け、2020年7月協会は開催を辞退。FIGは開催地を公募。同年11月に代々木で開催された国際大会で北九州市の開催を決定した。 通常は世界体操競技選手権はオリンピック開催年には開催されないが、2021年は本来2020年に開催される予定であった東京オリンピックが新型コロナウイルスの流行のため延期されて開催されたことにより、1996年大会以来25年ぶりにオリンピック開催年の開催となった。また、本大会終了直後の10月27日から10月31日には同じ北九州市の小倉北区にある西日本総合展示場で2021年世界新体操選手権が開催され、史上初、世界体操競技選手権と世界新体操選手権が同時期に同一都市で開催されることになる。 新型コロナウイルスの流行を受け、出場選手・大会関係者に対しては東京オリンピックと同様、外部との接触を防ぐバブル方式を運用する。東京オリンピックは無観客で開催されたが、本大会は国の「ワクチン・検査パッケージ」の技術実証の対象事業として、2週間前までにワクチン2回接種を完了したか、もしくは72時間以内にPCR検査の陰性証明を受けた人だけにチケットを販売し、東京オリンピック後、国内初の収容率100%の有観客での国際大会とした開催された。
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