銀太二世号
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2013年現在、幌馬車を引く馬は「銀太」、銀太二世号と呼ばれている。銀太は道産子ではなく、フランス・ノルマンディー地方原産の馬・ペルシュロンのオスで、サラブレッドに比べ、脚が短く胴が太く、非常に力が強く、体重は1トン程度とサラブレッドの倍ほどにもなり、馬車馬や挽馬・軍馬などに使われる品種である。銀太は2002年4月20日産まれ。ラジオ局の取材によれば、仕事が済んだ後の銀太は札幌市内で飼葉を食らい、そのあと、専用の車で北広島市内に移動し就寝する。また、御者は朝4時半起きで銀太を迎えに行くという。銀太と御者は一日の大半を共に過ごすため、人馬の一体感は最良で、これが安全運行にもつながっている。銀太は本当におとなしい馬だとされ、案内の際に、客が銀太に触れるサービスまでも行える。なお、馬は初めて見るものに驚く性質があり、銀太は札幌市内を走り始めた自転車タクシーのベロタクシーを初めて見た際、おっかながって(怖がって)しまったという。
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