鈴木春重とは? わかりやすく解説

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司馬江漢

(鈴木春重 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/05 02:28 UTC 版)

司馬 江漢(しば こうかん、延享4年〈1747年〉- 文政元年10月21日1818年11月19日〉)は、江戸時代絵師蘭学者。青年時代は浮世絵師鈴木春信門下で鈴木 春重(すずき はるしげ)を名乗り、中国)より伝わった南蘋派写生画法や西洋絵画も学んで作品として発表し、日本で初めて腐蝕銅版画を制作した。さらに版画を生かした刊行物で、世界地図地動説など西洋の自然科学を紹介した。本名は安藤吉次郎[1]安藤峻。俗称は勝三郎、後に孫太夫。は君嶽、君岡、司馬氏を称した。また、春波楼(しゅんぱろう)[1]、桃言、無言道人、西洋道人と号す。


  1. ^ a b c d e f g h 憧れの長崎-西遊の系譜(1)奇才江漢「世界」に踏み出す『日本経済新聞』朝刊2020年12月6日14-15面
  2. ^ "反射式のぞき眼鏡". 文化遺産オンライン. 2023年2月1日. 2023年2月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月1日閲覧
  3. ^ a b 岡田俊裕『日本地理学人物事典[近世編]』(原書房 2011年)152ページ
  4. ^ ヒストリーチャンネル(CS 342ch)【極める 日本の美と心】「江戸の洋風画 司馬江漢」の番組内の説明より。
  5. ^ 以上までの春重落款作品は、浅野秀剛 「〔研究ノート〕司馬江漢による春重署名の肉筆画」(『季刊 美のたより』No.191、大和文華館、2015年7月3日)を元に記述。
  6. ^ 京都国立博物館編集・発行『貝塚廣海家コレクション受贈記念特別企画 豪商の蔵―美しい暮らしの遺産―』(2018年2月3日)所載の図7。
  7. ^ 公益財団法人 氏家浮世絵コレクション編集・発行『氏家浮世絵コレクション』(2014年10月18日)pp.68-69,112。
  8. ^ 佐賀県美術館編集・発行『企画展 近世の肖像画』(1991年10月9日)p.104。
  9. ^ ヒストリーチャンネル(CS 342ch)【極める 日本の美と心】「江戸の洋風画 司馬江漢」番組内の説明より。


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