邸宅・庭園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/13 06:20 UTC 版)
約1万平方メートルの敷地は、石垣と白壁に囲まれており、表門から入った区画より、武家屋敷造の母屋がある区画が一段高く配されるなど、城郭的な構造をしている。完成直前の明治35年(1902年)に、熊本で行われる陸軍演習を視察する明治天皇の行在所(仮の御所)となり、往路の11月9日と、復路の11月15日に宿泊。玄関脇には、記念碑(毛利子邸紀念碑)が建てられているほか、明治天皇御宿泊の間は当時のまま保存されている。書院庭園・池泉回遊式庭園・枯山水庭園の3つの庭が作られている。紅葉の名所でもあり、秋などの観光シーズンの休日には甲冑・官女衣装着付け体験などのイベントが催される。築後110年以上の茶室・淵黙庵が移築されており、有料で利用できる。 長府毛利邸入口 長府毛利邸の庭園 秋の長府毛利邸
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