選挙人擁立団体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 05:50 UTC 版)
「2012年アメリカ合衆国大統領選挙」の記事における「選挙人擁立団体」の解説
選挙人集会での投票をもって大統領に当選するには、大統領選挙人538名のうちの過半数、すなわち270名を獲得する必要があるため、その前提として少なくとも270名の選挙人候補を立候補させる必要があるが、立候補には一定数の署名を要する州もあるため小政党には容易ではない。民主党と共和党の二大政党のみが全ての州で選挙人候補(538名)を立候補させているが、それ以外の政治勢力で270名以上の選挙人候補擁立を達成している政党・団体にはリバタリアン党、アメリカ緑の党、立憲党、アメリカンズ・エレクト、公正党(Justice Party)がある。このうちアメリカンズ・エレクトは指名候補者を選出しない方針を示している。また2012年10月16日現在の憲法党と公正党は、記号式投票の投票用紙の選択肢に載せられる選挙人候補数が270名に満たないが、選択肢以外への追記投票(Write in)が可能な州を含めると270名以上の選挙人候補を擁する。総計の擁立選挙人候補数が270名に満たない小政党は、選挙人集会による選挙での当選の道は絶たれている。 ただし、選挙人投票でいずれの候補者も過半数に達しなかった場合は、得票上位3位以内(かつ3名以内)の候補者から下院での投票により大統領を選出する。大統領選挙の投票日及び憲法修正第12条を参照して欲しい。 政党候補者名記載投票可能州選挙人候補定数割合 民主党 50 + DC 538 100.0 共和党 50 + DC 538 100.0 リバタリアン党 48 + DC 515 95.1 アメリカ緑の党 36 + DC 436 83.1 立憲党 26 257 49.9 公正党 15 145 28.1 社会主義解放党 13 115 28.6 濃色:記号投票が可能な州 / 淡色:追記投票が可能な州 リバタリアン党 アメリカ緑の党 立憲党 公正党
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