遭難した船
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 15:17 UTC 版)
この事件を起こした内郷丸は、1947年(昭和22年)の春に渡船および遊覧に使用する目的で建造された全長11.58 m、幅2.04 mのオール4本で推進する木造船舶で、1951年(昭和26年)に原動機を取り付け、1954年(昭和29年)に受検した小型船舶安全規則による検査において復元力を基にした計算で最大人員を旅客19人、船員2人の合計21人と定めていた。 受検の直後に今回の事件を起した船主に所有権が移り、船首に甲板、船尾に展望台などを増設するとともに客席などにベニヤ板を打ち付ける等の船舶の主要部分に手を入れる大がかりな改造を行ったにもかかわらず、届け出することなく運航していた。
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