道の島交通へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 03:33 UTC 版)
2004年12月に道の島交通株式会社へ社名変更が行われた。奄美群島が鹿児島と沖縄を結ぶ道との意味で薩摩藩が名付け、江戸時代を通じて公的に使用していた名称で、現在の「島民に愛着が持てる名称」として採用された。これは、同じ奄美大島を走る奄美交通の親会社で、やはり経営者の姓を冠した「いわさきグループ」との混同を避けるためともされている。同時に、地元経済団体からも役員を受け入れた。 社名変更後、道の島交通ではバス利用促進のための施策を打ち出している。 2007年から奄美交通と競合路線につき協議がもたれていたが、2008年3月に2008年5月をめどに奄美交通側の事業を道の島側が受け入れる形で統合することが合意に達した。 そして2008年6月18日に国土交通省九州運輸局より事業譲渡の認可を受け、同年6月21日付けで奄美交通より残る各路線を完全譲渡して一本化すると共に、両者との競合部分の廃止と同時に車両及び奄美交通の従業員の大半を受け入れた。
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