連歌師とは? わかりやすく解説

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れんが‐し【連歌師】

読み方:れんがし

連歌専門詠む人。連歌宗匠

江戸幕府職名寺社奉行配下で、連歌のことをつかさどった


連歌師

読み方:レンガシ(rengashi)

(1)連歌専門作者
(2)江戸幕府職名で、連歌のことを司どった者。


連歌

(連歌師 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/28 05:31 UTC 版)

連歌(れんが)は、日本の古来に普及した伝統的な詩形の一種。5・7・5の発句と7・7の脇句の,長短句を交互に複数人で連ねて詠んで一つの歌にしていく。奈良時代に原型ができ、平安時代半ばに長短2句を唱和する短連歌が流行して、やがて連ねて長く読まれる長連歌になり、鎌倉時代初期に50、100、120句と連ね、同後期に100句を基本型とする形式の百韻が主流となる。南北朝時代から室町時代にかけて大成されたが、戦国時代末に衰えた。多人数による連作形式を取りつつも、厳密なルール(式目)を基にして全体的な構造を持つ。百韻を単位として千句、万句形式や五十韻、歌仙(36句)形式もある。和歌の強い影響の下に成立し、後に俳諧の連歌発句俳句)がここから派生している。


  1. ^ a b c d e 小山順子「「新古今集詞連歌」考察 : 和歌句題、続歌と詞連歌」『京都大学國文學論叢』第19巻、京都大学大学院文学研究科国語学国文学研究室、2008年3月、 36-55頁、 doi:10.14989/137368ISSN 1345-17232022年5月21日閲覧。
  2. ^ 『岩波講座 日本文学史』第5巻〈13・14世紀の文学〉、岩波書店、1995年、p.6
  3. ^ 天野忠幸 『松永久秀と下剋上 室町の身分秩序を覆す』 平凡社〈中世から近世へ〉、2018年 p.37
  4. ^ 天野忠幸『三好長慶』ミネルヴァ書房 2014年 p.158


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