造影剤過敏症

デジタル大辞泉

ぞうえいざい‐かびんしょう〔ザウエイザイクワビンシヤウ〕【造影剤過敏症】

読み方：ぞうえいざいかびんしょう

ヨウ素やガドリニウムを含む医療用の造影剤に対するアレルギー反応のこと。血圧低下・蕁麻(じんま)疹・潮紅・呼吸困難などの症状が現れ、重篤になるとショックを起こすことがある。

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造影剤過敏症

医療で用いられる造影剤に対するアレルギー反応のこと。血管内に投与される造影剤では一定の頻度で起こり、軽度のものは、くしゃみ、悪心、じんましん等として現れるが、重篤な場合は顔面蒼白、呼吸困難、血圧低下、チアノーゼなどを来たし、適切な治療を施さないと死に至ることもある。血管造影に用いる造影剤にはヨウ素が含まれているため、造影剤過敏症として観察される例の一部はヨウ素に対する過敏症であるという考えがある。