輸血用製剤の保存条件と有効期限
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/25 08:11 UTC 版)
「輸血」の記事における「輸血用製剤の保存条件と有効期限」の解説
輸血用血液保存条件有効期間赤血球LR 2 - 6℃ 21日 洗浄赤血球LR 48時間 解凍赤血球LR 4日 合成血液LR 48時間 血小板濃厚液 20 - 24℃ 4日 新鮮凍結血漿 -20℃以下 製造から1年 アルブミン製剤 室温 製造から2年 凝固因子製剤 凍結せず10℃以下 通常の輸液と異なり、血液製剤は、急速に大量に血管内に注入する必要がある場合がある。また、特に濃厚赤血球は冷却して保存されるため、冷たいRBCを急速に輸血した場合の血管痛を低減するため、また、体温の低下を防ぐため、加温しながら輸血を行うことが現在でも一般的である。そのための専用の輸血ライン用ヒーターが存在する。
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